空に散らばる紅提灯

今日は、マンサクの花が一段と紅色鮮やかに咲いています
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ところで、先日池に金魚をたくさん発見して喜んだ、というお話をしましたが、
翌日、大事件発生でした
朝、わくわくしながら池の金魚さんたちに会いに行くと、
何だか水位がとても低くなっているのです
リュックさんに伝えると、オバーフローした水を下の土地に流す配管が
壊れたようなのです
そのために、池の水がどんどん下へと流れ出てしまっているのでした
さあ大変!このままでは、すぐに池は底をつき、金魚さんたちも流されてしまう!
リュックさんは、壊れた配管を取り出して修復しようとしますが、
水の流れをせきとめることはとてもできません
管を抜いた後にできた大きな穴をなんとか埋めなくてはなりません
周りの泥を流し込んだり、大きい石を投げいれたりします
「このままじゃ、金魚が危ない!」と私も焦り始めました
「もっと大きい石が必要だ!」とリュックさんも必死です
「大きい石、大きい石!」と私もおたおたします
石って言ったって、まだまだ一面雪の下です
どこへ行けばいいの?裏の元砕石場に上る私です
「このままじゃ金魚が流されてしまう」と思うと、私は泣きそうになりました
「神さま、どうか石に出会わせてください」と祈ります
あっ、あった!と駆け寄って動かそうとしますが、見えたのは石の頭、
いわゆる「氷山の一角」です
とても掘り出せるような大きさではありません
焦りながら、さらに雪に足元をすくわれながら上っていくと、
ついに何とか私でも持ち運べそうな石がそこにあるではありませんか
ところが、石って本当に重いのですよね
大きさ的には抱えられても、重さ的には、とてもとても
それでも、リュックさんが待っている、金魚が待っている、と思うと
火事場の力に頼るしかありません
何とか持ち上げて数歩進みますが、続きません
転がしてもみました
何とか、採石場の出口付近までこぎつけます
最後の難関、それは雨水の流出を防ぐために積み上げた小山でした
この山を石をもって超えるしかありません
最後の力を振り絞って無事この小山を超えて、ごろんと石を地面に
落とします
それでも、池までまだ20メートルはあります
あ~あ、どうしよう、とまた泣きそうになったとき、
リュックさんの声が聞こえます
「大丈夫、何とかできたよ」
へなへなへな、その場にへたりこんで泣いてしまいました
(本当によく泣く人です)
安心したのと、石ひとつ運べない無力な自分を思い知って...
自然の中で暮らす、ということはこういうことなんだよな、と
自然は常に動き変化しています
「人工的」であるといことは、こうした動きや変化を止める、
妨げる、曲げる、抑える、抵抗する、ということだと思うのですが、
微細でも常に動き続けている自然は、いつか「人工的」なるものを
突き破るエネルギーを蓄え続けているのですよね
「人工的」なるものが巨大であればあるほど、
突き破るエネルギーも巨大になり、破壊されるものも巨大化するのでしょうね
そんなことを気づかせてくれた石さんです
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f0213189_16353041.jpg本日のブログは、グロッセ世津子が担当いたしました。
ありがとうございました!
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by Ecole-G | 2013-03-24 13:21 | ・レンボリューの森
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