昨晩から時折激しい雨が降っていましたが、
ティーサロンが始まるころには雨も止み、庭の植物さんたちもしっとりと みなさんをお迎えしてくれました おもてなしの花 「あっ、また違う花が咲いている!」と毎回皆さん驚かれます 今朝玄関前でみなさんを迎えした花は、ギボウシ、アジサイ、アスチルベ、 タイマツバナ、リシマキア、宿根フロックス、ミニバラなどなど、でした さあ、お話の始まり、始まり!! 今日のテーマは、「生活と色~ローカルカラー」「絵画や教会などヨーロッパに芸術に 見られる色の変遷」でした それぞれの土地固有の地理的、地質的、土壌的条件に加えて、 その土地固有の植生、文化伝統、生活習慣プラス宗教色によって生み出されてきた 「色彩の地理」について学びました 考えてみれば、大量生産、輸送手段、情報網などが今ほど発達していなかった時代は 建物から全て多くは地産地消型で、その分その土地固有の「生活の景色・色」が 際立っていたのだな、ということですよね 「ヨーロッパ芸術に見られる色の変遷」では、 ローマ帝国時代から中世のヨーロッパを通して 政治と宗教の世界で使われてきた赤色と青色の象徴するもの、 赤の染物職人組合と青の染物職人組合のせめぎ合い、 染物を通した富の蓄積など、今まで考えてもみなかった話の展開に驚かされました ちなみに、世界最大のゴシック建築と言われているフランス、アミアンの ノートルダム聖堂もこの染物によって得た巨万の富で建てられたとか 染料は、貝だったり、虫だったり、植物だったり、 でも乱獲しすぎて絶滅の危に瀕してしまう あ~あ、お金儲けのために、これは今も昔も変わらない? 今日の恵さんのスイーツは、プラムケーキなり (写真を撮り損ねたのが残念) みなさんの感想の中でとりわけ嬉しかった言葉は、 「エコールに来るようになって見方が変わりました」 まさに、リュック校長が目指しているところですので、リュックさんもにんまり
by Ecole-G
| 2012-07-25 19:03
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